【レビュー】『お米のねんど はじめてのねんどあそび 』子供と遊んだ感想

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大好きな子供も多い粘土遊び

でも、手がべとべとしたり安全性が心配だったりと、「おうちでやりたくない」というお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。

私も粘土が苦手なママですが、粘土遊びの効果を期待して子供と粘土で遊びはじめました。

その中で気になっていた米粉でできた粘土。せっかくの機会なので買ってみました!

遊んでみると、しっとりとしていてベタつきはなく、においもきつくありません。また、安全な素材で作られていることもわかり、安心して遊ぶことができました。

今回購入した銀鳥産業『ギンポー お米のねんど はじめてのねんどあそび』についてご紹介します。

とくにおすすめなのは次のような方です。

こんな人におすすめ
  • 油粘土・小麦粘土のにおいが苦手
  • すぐには固まらない粘土で遊びたい
  • アレルギーのリスクが心配で小麦粘土を避けたい
目次

米粉粘土『銀鳥産業 ギンポー あそびっこ お米のねんど はじめてのねんどあそび』

押し出し遊びをしています。

米粉粘土は様々な会社から販売されていますが、今回は銀鳥産業株式会社のものを選びました。

メーカー公式サイト[*]によると他にも「こむぎねんど」やオーブンで焼ける粘土、クレヨンなどの文具や玩具を販売しているとのこと。

「お米のねんど」についての以下の情報は公式サイトおよびパッケージの外箱を参考に記載しています。

  • メーカー推奨対象年齢:3歳以上
  • 材質:米粉・水・塩・食用顔料・保存料
  • 生産国:中国
  • 安全性:STマーク、食品衛生法検査

今回購入したセットは5色の米粉粘土と粘土遊びに使えるお道具が入ったセットです。

他にも次のような商品シリーズがありました(2023年10月25日現在)。

  • 4色セット(赤・黄・青・白)各30g
  • 9色セット(赤・黄・緑・青・ピンク・オレンジ・茶・黒・白)各30g
  • パステル9色セット(ベビーピンク・ミルキーオレンジ・ベビーイエロー・マスカット・ソーダ・ライラック・キャラメル・ペールオレンジ・ホワイト)各30g
  • 12色セット(赤・オレンジ・黄・緑・エメラルド・青・ピンク・ペールオレンジ・紫・茶・黒・白)各30g・ねんどへら・ねんどシート入り
  • 道具のおけいこができるもの(はさみ・おはし)
  • おみせやさんごっこができるもの(ケーキやさん・おすしやさん・やたいなど)
  • キャラクターもの(キティちゃん・ドラえもん:ケースふたがキャラクタースタンプになっている)
とうこ

バリエーション豊かで選ぶのが楽しいですね

実際に子供と遊んでみた

実際に、5歳の長男と一緒に遊んでみました。

パッケージ・内容

お米のねんどのパッケージはこちら

今回購入したセットには5色の米粉粘土(白・赤・青・黄・緑)各35gと大きめの抜き型(円・扇)・押し型(ゾウ・クマ)・押し出し器・ねんどへら・ローラー・粘土シート・あそびかたブックが入っています。

パッケージに記載されている米粉粘土の特徴は次のとおりです。

  • いろがきれい
  • やわらかい
  • かわきにくい
お道具がいろいろはいっています

緑の粘土だけなぜかお道具の袋の中に入っていました。ほかの4色は厚紙の四角い筒に入っています。

粘土は段ボールの筒にはいっています

あそびかたブックの袋内に粘土シートがありますが、薄くて小さかったので使いませんでした。

お道具だけ取り出してみた

今回は普段粘土板がわりに使っている透明な学習用シートの上で遊びました。

カラフルな粘土

こちらが粘土です。カラフルですね。「いろがきれい」とのことですが、確かに発色は鮮やかです。

とうこ

1色ずつ開けるつもりでしたが長男にあっという間に全て開封されていました。

触感はもちもちした感じ

もちもちの触感

「もちもち」としていてちょっと固い感じです。滑らかでしっとりとしています。

長男作「うどん」

そして、伸ばしてみるとちぎれにくくてよく伸びます。ちぎれにくいため、長男は押し出し器で遊ぶのが気に入った模様。

手につくがべたつかない

手についてもかまわず遊ぶ長男

伸ばしたりした後にはどうしても手指にくっつきます

しかし、べたつく感じはありません。油っぽい感じもせず、触ったあとも指はさらさらでした。

とうこ

小麦粘土との違いは普通のパンと米粉パンの違いみたいな感じ!
小麦粘土よりしっとりしていて重さがある印象です。

特別柔らかいかというと…一般的な粘土とあまり変わらないかなと思いました。

においはごくわずか

普通に遊ぶ分には、においはまったく気になりませんでした

鼻を近づけて嗅いでみると、米粉っぽいひんやりとした感じのにおいにプラスアルファで何か入ってそうという感じ。

成分表をみると、保存料でしょうか?

不快な感じではなかったです。

とうこ

個人的には小麦粘土よりこちらの方が好きです。

爪先に入り込む

遊んでいるととても小さな粘土のかけらがすぐに爪と指の間に入り込みます。

この辺はいかにも粘土らしいなと思うところです。

とうこ

これが結構苦手…。(個人の感想です)

ただ、手先まで念入りに洗うとあっさり取れます。子供の爪を見ても、割とすぐに取れていました。

伸びが良く散っても固くならない

小麦粘土のようにちぎるとぼろぼろちぎれて散らばる感じはなく、伸びは良いです。

とはいっても、多少は遊んでいる途中に小さな粘土の破片が散らばります。

散らばった様子

ただ、最後に散らばっているのを拾い集めましたが、カチカチに固まっていることはありません。触るともととあまり変わらない柔らかさです。

とうこ

「かわきにくい」というのは実感しました!

押し型遊びは比較的綺麗にできる

お米の粘土で型抜き遊び

押し型につめると。

最初に型にいれる粘土の塊は表面を綺麗に整えないと線が入りますが(写真では左側に入ってしまいました)、どちらかというと入りにくい方かも。

型からはすこし離れづらかったですが、縁をヘラなどでなぞるようにすると綺麗に外れました。

安全性はばっちり

材質をみると、口に入れても問題ないものばかり。実は公式サイト[*]には、銀鳥産業の粘土はごく少量なら間違えて食べてしまっても問題ないという記載があります。

当然のことながら推奨されているわけではありませんが、そのくらい安全ということでしょう。

とうこ

ただし、窒息のリスクもありますし、絶対に小さい子が口に入れないように見守ってください。

なお、Safety toyを示すSTマークがついています。

また、米粉でできているので、アレルギーの心配は少ないです。特に小麦アレルギーの方で「小麦粘土は諦めていた」という場合でも安心して使えます。

(こちらも当然ですが全ての人にアレルギーが起こらないというわけではありません!)

細かいところにこびりつくがすぐ取れる

こびりついていますね

遊んだ後、押し型は綺麗でしたが、押し出し器は隙間などにちょっとずつ粘土が残っていました。

どうしても取りにくいところは爪楊枝で取るときれいになります。

メリット・デメリットのまとめ

お米の粘土はしっかりと粘土らしい触感ですがしっとりもちもちしていました。油粘土のようなきつい匂いはなく、ベタベタもしません。

感じたメリット・デメリットをまとめると次のとおりです。

メリットデメリット
ベタつかない
発色が鮮やか
散った破片が固くなりにくい
伸びが良い
安全な素材でできている
においは多少あるがきつくない
多少手につく
爪先に入り込む
遊んでいるうちに散らばりやすい
お道具の細かいところには残りやすい

基本的には粘土の触感がOKな方なら楽しく遊べると思います。

とくにおすすめなのは次のような方です。

こんな人におすすめ
  • 油粘土・小麦粘土のにおいが苦手
  • すぐには固まらない粘土で遊びたい
  • アレルギーのリスクが心配で小麦粘土を避けたい

ここまでお読みいただきありがとうございました。

粘土選びの参考になれば幸いです。

参考にしたサイト

[*] 銀鳥産業株式会社Webサイト

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この記事を書いた人

癖の強い長男、マイペースな次男の5歳差兄弟を育てる、理系ワーママ。おもちゃ・知育をはじめとした子育て情報について発信しています。日本ベビーコーチング協会認定 知育玩具アドバイザー・育脳トレーナー

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